2022 M1 Mac環境 グラフィックデザイナー

macmini
Mac mini導入

M1 Mac導入してみて仕事の環境は?

フリーランスのパッケージデザイナーです。intel MacからようやくM1 Mac miniを導入。

結論から言うと、M1 Macとてもよい!仕事で使うソフトも全然問題なし!

もちろん購入前から色々調べました。Adobeのグラフィックソフトがネイティブ対応するまで待ちました。しかし、検討中も調べてもわからないこと多々ありましたので、実際仕事に使ってみてどうかの記事を書くことにします。2022.5現在(200.7追記あり)

Mac mini(M1)スペック

macmini_m1_2020
Mac miniスペック
  • 8コアCPU、8コアGPU
  • 16GBメモリ
  • 2TB SSDストレージ

購入した際のアクセサリなど詳しい内容はこちら

デザイン業務使うソフト環境

  • Adobe Illustrator
  • Adobe Photoshop
  • Adobe Acrobat
adobe
Adobe HPより 2022.5現在

こちらはほぼ問題なしですが、イラレ2022のパレットが開くたびに左側へ寄ってる。なぜ?未解決。Acrobatの起動時のホームを表示しないにチェックしているにも関わらず、毎回ホームが表示されてちょっとイラっとする。くらいでしょうか。Photoshopは最新バージョンが使えて、どんどん便利になって新機能が使えるのは嬉しいですね。

フォント

  • モリサワフォント
miorisawa
モリサワ HPより 2022.5現在

あんなに調べてもいつ頃M1対応するなど書かれていなかったのに、さらっと書いてありますね。1台でしか使えないので古いMacからアンインストール後インストール。元のMacで使っていたモリサワパスポートのフォントはエクスポートすることで、移行先のMacに同じフォントを入れることができます。

注意すべきは元々古いMacに入っていたフォント。

古いmacからデータを移行する時、今回は以降アシスタントを使用しませんでした。なぜならM1 Macに古いシステムの使えないかもしれないアプリなどを入れたくなかったからです。特にフォントはまさかのOS9時代からのものも入っている可能性大。フォントスーツケースやビットマップ、拡張子のついていないフォント。入れたらどうなるのでしょう。怖すぎます。フォントによる不具合は深刻になる場合も多いので、これを機に整理しつつ入れようと思います。基本的にはFont Bookで警告が出るようなフォントは使わない!ことにします。

font
古いフォント

TTF、TT(トゥルータイプ)、OTF(オープンタイプ)は問題なく使えます。

その他のソフト

  • Microsoft 365–M1ネイティブ対応
office365
Microsoft HPより 2022.5現在
  • SohoLife(見積もり請求ソフト)
  • freee(会計ソフト)WEB版なので問題なし
  • CiPT Lite(クリップボードのテキストをプレーンテキストにしてくれるアプリ)

余談ですが、このCiPT Liteデザイナー仲間に教えてもらったアプリで、同じ文言を違うフォントや違う段落で使いたい時、コピペすると属性までコピーされてしまいますが、コピーしたテキストを属性なしのプレーンテキストにしてくれます。これなくしては効率が違います。

バーコード作成

イラレプラグインのSerial Barcode(ベビーユニバース)をとても使い勝手がよく、長年愛用していました。イラレ2020までは使えたのですが、2022版はサブスクとなりました。サブスク版を導入するか検討中です。が、、、パッケージデザイナーなのでほぼ毎日JANコード作ります。現時点ではWEB上でバーコードを生成してくれるサイトを利用しています。感謝です!

バーコードどころ

barcode-dokoro
バーコードどころ

パッケージデザインのJANコード 以前もこちらの記事で紹介させていただきました。

WEBミーティングのアプリ

  • ZOOM–M1ネイティブ対応
  • Google Meet
  • Teams–もうすぐ対応予定、ベータ版あり
meeting
Teams招待メールから起動できるようになりました!2022.7現在

Teams 招待メールから起動できず。2022.5

Teamsがゲストモードで会議に入れなくて困っていました。←これは解決。自分のMicrosoftアカウントでログインしているとゲストで入れないようです。ログアウトしてゲストで先方が登録しているメアドのアカウントなら入れました。しかし、2022年5月現在、招待メールから起動できず、WEB版なら入れるがバーチャル背景未対応。

M1 Macに対応したという記事は見つからないものの、最近は招待メールからデスクトップ版にアクセスでき、会議も問題なく入れるようになりました。(2022年7月現在)バーチャル背景も使えてます。ただ同じ会議に出席するIntel Macの人達、彼らはグリーンバックを使っているにもかかわらず、バーチャル背景が使えなくなったと嘆いています。特に私も設定を変えたわけではないので、あくまでもTeams側の対応かと思います。

Google Meetカメラが映りません。2022.5現在

会議には入れるのですが、カメラがエラーで映らない状態が続いています。MacのOSアプデなどで映らない状態になっている方が多い様子。カメラの設定もしてるのですが、映らない。Chromeから入るのが一番エラーが出ます。試しにSafariで入ってみたらカメラは映りましたが、バーチャル背景未対応。これも不便。タブレットで入ってみるのも考えましたが、PCの中にあるメールから会議に参加したり、画面共有したい資料がPC内にあることを考えるとそれも不便。

2022.7現在 未だ使えず!!カメラ映りません。超ストレスです。

↑解決方法あり 別記事

google meet camera
Google Meetカメラの設定
security privacy
システム環境設定→セキュリティとプライバシー

LG 27インチ モニター

LGmonitor27UL850-W

iMac27インチを使っていたので、27インチモニターを購入したのですが、モニターの縁などが薄い分もう一回り大きいモニターでも良かったのかも。画面の作業上は問題ないですが、大きい方が作業効率は良さそうです。4Kにしたのはキレイで満足です。色温度が色々設定できて、さすがです。紙色を意識して使用するためモニターの「鮮やか」モードで使用しています。

実はずーっとiMacを使用していたため、別売りのApple純正でないモニターを使うことがこんなに不便だとは知りませんでした。キーボードについている音量ボタンも使えないし、明るさ調整も使えない。

WEBミーティングの時、イヤホンとかマイクとかカメラとか設定してもなかなかうまく会議に参加できず、、、今のところ一番困っている部分です。Mac mini本体から音が出てたり、マイクが途切れたり、まだまだ使いこなせていません。

追記 2022.5.22 Apple純正キーボードのサウンドキーが使えるように

LGモニターの説明書を見直していたところ、ソフトウェアのダウンロードとあります。そういえば、していなかった。「モニターをより便利に活用できるソフトウェア」とあるので、インストール。モニターの分割が使えるようになるようなのですが、私には必要ないので入れる必要なかったかなぁ、と思っていました。するとApple純正キーボードの音量キーが使えるようになりました!

OnScreen Control
LGモニターのソフトウェア
sound key
Apple純正キーボードのサウンドキー

iPhone13との連携

iPhone13も同時に購入しました。が、特に使い勝手は変わりませんでした。MacならではのエアドロとWiFi環境でMacと自動同期できるのが便利ですね。

douki

マイフォトストリーム

写真はマイフォトストリームで最近の写真30日分を同期しておくのが便利です。iPhoneをUSBで繋がなくても同じWi-Fi環境にあれば自動でアップロードしてくれます。(ビデオとLive Photo以外)iPhoneは最低ストレージの128GBでiPhone内には写真はあまり残さないようにし、Macに保存しています。マイフォトストリームはiPhoneとMacと両方の設定が必要です。

myphoto_stream
マイフォトストリーム