ポートフォリオについて考える
Contents
ポートフォリオとは
グラフィックデザイナーにとってのポートフォリオは、作品を企業へアピールするための作品集です。紙媒体のデザイナーには紙でプリントしてファイリングしたものをポートフォリオの活かし方、見せ方を考えてじっくり作るよう教わりました。
基本は同じでも応募先により内容やページ順を変えたり、、、今ではHPやSNS、ツールが増えました。しかし作成のコンセプトは変わらないと思います。
ポートフォリオについて考える
HPのポートフォリオには作品事例、過去の仕事の実績を載せることが重要です。デザイナーにとって作品と言えるものはクライアントが絡んできます。そしてその1つ1つにポートフォリオに載せるための許可が取れるものでしょうか。大きなクライアントの仕事こそ、作品の中ではやりがいと経験につながった自分の輝かしい履歴としてアピールしたいものです。Webデザイナーの方はネット上に作品が出ているので、載せても構わないですよね。それでも・・・
リモートワーク下での新規開拓
今まではポートフォリオをPDFにしたものを、サーバーへアップしており、応募した企業様にダウンロードしていただく形で作品を見てもらっていました。フリーランスにとってコロナ禍での営業活動は、難しいものがあります。今までお仕事をいただいていた代理店からも激減してしまいました。新しく派遣会社に業務委託登録してみたり、企業のリクルートから業務委託の求人に働きかけてみたり、ポートフォリオ、もしくはHPがとても大切になってきました。
ポートフォリオサイトを作ろう!
フリーランスの強みは、なんと言ってもリモート環境が整っていること!コロナ禍でサラリーマンの慣れないリモート導入は機器も品薄になったり、2020年4月当初は大変だったようです。
しかし、フリーランスのデザイナーはすでに揃っている方が多いと思います。 紙媒体のデザイナーなので、ポートフォリオサイトを作るのも至難の技というか、なかなか踏み込めませんでしたが、そんなことは言ってられません。作ってすぐに仕事に結びつくわけではありませんが、やれるべきことは準備しようと思いました!
2021.1.18 追記
Adobe Portfolio
Adobe CCを契約している方は、Adobe Portfolioでも自分のポートフォリオサイトが作れます。Word PressやWixなどのようにテーマが揃っていて、HTMLなどの知識がなくても自分のサイトが公開できます。デザインも綺麗なテーマが揃っていて、いいですね。
参考にすべきポートフォリオを集めているサイトがあります
ポートフォリオサイト | Webデザインギャラリー | Choicely
ポートフォリオをもっとカッコよく!上手なポートフォリオサイト20選|ferret
センスに嫉妬する!デザイン力が高いポートフォリオサイト15選
Wixでポートフォリオを作りました
まずは無料のポートフォリオサイトを作ってみようと思い、広告表示がなるべく目立たないもの。いくつか触ってみた中で感覚的にデザインできて、使いやすかったのでWixで作ることにしました。操作性がよくWebの知識がほぼなくても、流行りのスクロールなどもドラッグしてくるだけで作れてしまいます。
Wixのポートフォリオテーマ
テーマからポートフォリオのジャンルを選ぶと、3ページ構成で写真の差し替えやテキストを入れていくだけで、すぐにサイトが出来上がります。
- トップページ
- 作品ページ
- お問い合わせフォーム
Wixのツールパレット
ツールパレットはアイコンで分かりやすく、ドラックして使います。ヘルプも出てくるのであまり迷うことはありません。プラグインもこのアイコンから追加できます。無料の写真素材、ベクター素材、動画素材もある程度入っていてフリー素材さいとから探さなくても使えます。もちろん、自作ベクターや外部サイトの写真などをアップロードすることも可能です。
Wixのダッシュボード
サイトデザインが出来たら、SEOなど次のステップが表示されて進めていくと公開まですぐにできます。独自ドメイン の設定は有料ですが、無料のままでもサイト作成→公開まで出来ます。完成したサイトの上部に「Wixで作成されました」と広告が入ります。
広告