Mac:ロリポップ SQL5.7へサーバー更新

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Mac:ロリポップでMysql5.7へ更新

2024.8.15更新 データベースを8.0に更新するにあたり、分かりづらい点を修正しました。こちらの記事は5.7への更新ですが、この内容で8.0に更新できたので追記しておきます。

サイトヘルスで古いデータベースサーバーと表示された

WordPressのダッシュボードで、サイトヘルス診断の項目を見ると、「古いデータベースサーバー」という項目があるのが気になっていた。現在のサーバーバージョンは5.6なのでSQLサーバー5.7に更新したい。ロリポップではサーバーの更新がサポート外ということなので、初心者の私にはハードルが高そう!きちんと調べてから、、、と放置していたら1年?経ってしまった。

SQL5.6→5.7への更新手順

  1. WPサイトのバックアップを取る
  2. サーバー情報を調べる
  3. Mac用テキストエディタをインストール
  4. データベース(5.6)から「WP-config.php」をダウンロード
  5. ロリポップのデータベース(5.6)からSQLファイルをエクスポート
  6. ロリポップで新規データベース作成(5.7)
  7. SQLファイルを新規データベース(5.7)にインポート
  8. 新規データベース(5.7)用「WP-config.php」ファイルをアップロード
  9. 古いデータベースの削除

いつまで経っても初心者のため、他の方のわかりやすいブログに助けられて更新しました!感謝です。

参考:なんでも保管庫2 さんの「ロリポップ・データベースをMySQL5.7にバージョンアップする手順|覚え書き」、ソリュタイ さんの「初心者!ロリポップMySQL5.7へバージョンアップ流れ」

しかし、Macでの更新のものがなくて困ったので、覚え書きとして書いておきます。

WPサイトのバックアップを取る

更新するためにバックアップする必要がある。バックアップツールには、以下のものがあるそう。

・データ移行型 ・バックアップ型

今まで使っていた「Aii-in-OneWPMigration」バックアップツールは、はてなブログからWPに移行する際に入れたプラグインで移行型ツールだったよう。そのためバックアップ用のプラグインを探す。

  1. 「Aii-in-OneWPMigration」プラグイン削除
  2. バックアップツール別のを入れる「UpdraftPlus」

「UpdraftPlus」はデータベース、プラグイン、テーマ、アップロードがバックアップ出来、クラウドにバックアップ設定ができるので、ドロップボックスに設定

サーバー情報を調べる

server_info
サイトデータベースの情報:SQL5.6

Mac用テキストエディタをインストール

「wp-config.php」ファイルを書き換えるため、テキストエディタをインストールします。

他の方のブログを参考にしていると、エディタによって使える使えないものがあるそう。エディタも複数あるので、どれが良いのかMac対応なのか分からない。「wp-config.php」ファイルをダウンロードしてみてわかったのですが、この中に「問題なく使えるテキストエディタ」というメモ書き発見!

これを参照して、Macで使えて、日本語化できる、もしくは日本製。から選んだのは「CotEditor」Mac専用とのことで、App Storeからインストールできるので、これをインストール。

coteditor

ロリポップのデータベース(5.6)から「WP-config.php」をダウンロード

ロリポップにログインし、管理画面のサイドメニューから

  1. 「サーバーの管理・設定」→「ロリポップ!FTP」をクリック
  2. サイトの名前のついたフォルダをクリック
  3. 下の方に展開したフォルダの中から「WP-config.php」をクリック
  4. 「WP-config.php」をダウンロード
wp-config_download

データベース(5.6)からSQLファイルをエクスポート

新規データベースに現サイトの内容を読み込ませるためにSQLファイルを書き換えます。

ロリポップにログインし、管理画面のサイドメニューから

  1. 「データベース」をクリック
  2. 更新するデータベース(5.6)の「操作する」をクリックして開く
  3. 「phpMyAdminを開く」をクリック
  4. 「phpMyAdmin」へログイン
  5. SQLファイルをダウンロード
datebase

「phpMyAdmin」へログイン

  • ①ユーザー名
  • パスワード
  • ②データベースホストにあるサーバー名を選ぶ
export

左のサーバー名を確認して、エクスポートのタブを開き、エクスポート方法の「詳細」にチェック。テーブルの中身はWP3と頭にあるのを全部選択する、とあったのですが私の場合まだWP2(。。。ファームウェアのアプデしてない)。

sql_file-1

生成オプションの上2つにチェックを入れ、下の方にある「実行」ボタンをクリック。これでSQLファイルがPCにダウンロードされるので、phpMyAdminを閉じる。

SQLファイルを新規データベース(5.7)用に書き換える

5.6データベースからダウンロードしたSQLファイルをテキストエディタ(私の場合はCotEditor)の以下の部分を5.7新規データベース用に書き換え、PCに保存しておきます。

rewite_sqlfile

ロリポップで新規データベース作成(5.7)

5.7バージョンの新規データベースを作成します。ロリポップ管理画面のサイドメニュー→「データベース」をクリック。データベース名は同じでも区別するために別の名前でも、任意でいいらしい。作成するサーバーもプルダウンからどれか選択。

sql_file-2

SQLファイルを新規データベース(5.7)にインポート

ロリポップにログインし、管理画面のサイドメニューから

  1. 「サーバーの管理・設定」→「ロリポップ!FTP」をクリック
  2. 新規データベース(5.7)の「操作する」をクリックして開く
  3. 「phpMyAdminを開く」をクリック
  4. 「phpMyAdminを開く」へログイン
  5. 先程書き換えて保存したSQLファイルをインポート

上のタブ「インポート」から「ファイルを選択」でPCから書き換え保存したSQLファイルを選んで実行。

sqlfile-inport

正常に終了。と表示されれば成功です。

result

新規データベース(5.7)用に「WP-config.php」ファイルを書き換える

古いデータベース(5.6)からダウンロードした「WP-config.php」ファイルを新規データベース(5.7)用に書き換えます。テキストエディタ(私の場合はCotEditor)でダウンロードした「WP-config.php」ファイルを開き、以下の部分を書き換えます。

rewite_config-1

先ほど作成した新規データベースの内容+パスワード

rewite_config-2

CotEditorで保存する時、「実行可能なファイルにする」にチェックを入れてPCに保存

書き換えた「WP-config.php」をアップロード

ロリポップFTPの画面に戻り、書き換えた「WP-config.php」ファイルをアップロードします。

  1. サイトフォルダの「wp-config.php」を選択し、現在の属性を「600」に変更
  2. サイトフォルダの階層に戻り「上書きする」にチェック
  3. アップロードボタンをクリック
  4. ファイルを選択(書き換えたファイル)
  5. アップロードをクリック
  6. 「wp-config.php」階層の現在の属性を400に戻しておく

古いデータベースの削除

古いデータベースは新しいデータベースが正常に機能しているか確認してから削除することにして、しばし様子を見ます。