Mac ゴミ箱が空にならない
Contents
起動ディスクの空き容量を増やしたい
Photoshopのペンツールがおかしい。動きが鈍い。選択ツールも使った後に選択された波線が消えない。HDの使用量が50%を超えた頃から、Macの動きが鈍くなる気がする、というのは他のデザイナーの人も言っていた、現場での感覚。なので、空き容量を増やすためしばらく放って置いたデータ整理をすることに。
ゴミ箱が空にならない
そもそもゴミ箱の中身、ダウンロードの中身はいつもからというわけではないけれど、なるべく溜めないようにしていた。デスクトップも基本はほとんど置かず、暫定的に作業中のものを置き、2〜3日では片付けるように心がけています。でもHDDの空き容量を増やすため、いろいろ整理して「このMacについて」から「ストレージ」を見ながら、不要なデータを削除してゴミ箱を空に。しかし、いくつか残ってしまう。「システムに必要なのでこのフォントは削除できません」というエラー。
これで解決した
対処3:リカバリーモードでSIP解除→ゴミ箱を空に
結論から言うと、私の場合はこれで解決しました。その前に対処1と2をしたので、下記に書きます。CatalinaでOSの大事なものは触れないようになっているというSIP(System Integrity Protection)という仕組み。これを一旦解除してゴミ箱を空にする、という対処をしました。
SIP解除の方法
- Macをリカバリーモードで起動(電源を入れ、⌘+Rを押したまま起動させる)
- 上のメニューからユーティリティ→ターミナル
- ウインドウに最初からあるテキストに続けて「csrutil disable」と入力→returnを押す
- Macをリンゴマークから再起動
- 再起動の後、ゴミ箱を空にする
ゴミ箱が空になった!
SIPの有効化(解除したのを戻しておく)
- Macをリカバリーモードで起動(電源を入れ、⌘+Rを押したまま起動させる)
- 上のメニューからユーティリティ→ターミナル
- ウインドウに最初からあるテキストに続けて「csrutil enable」と入力→returnを押す
- Macをリンゴマークから再起動
原因1:ほぼ使わないユーザーのアカウントを削除
家族用にアカウントを別に作って、ファミリー用のメール受信などを設定していましたが、ほぼ使っていないのとこのアカウントが多少HDDを圧迫しているので、バックアップを取りアカウントを削除しました。しかし、このユーザーのホームフォルダが削除後も残っていて、ゴミ箱へ移動して削除しても空にならず。
原因2:外部ストレージ「DropBox」の中身を整理
しばらく使っていないの外部のDropBoxの中にあったデータを削除。するとこの中に入稿データでパッケージされた「フォント」がシステムで使用する削除してはいけないフォントがあった様子。システムが使用しているため削除できないというエラーが出て、スキップしないと先へ進めない。
対処1:Optionで強制的にゴミ箱を空にする、ロック解除の確認
option押しながら「ゴミ箱を空にする」は強制的に空にする方法ですが、これも効きませんでした。ゴミ箱内の項目がロックかかっていないかは確認済み。⌘+I(アイ)で「情報を見る」を開くと、ロックがかかってないか確認できます。チェックが入っている場合はチェックを外してロック解除。
対処2:セーフブートで起動する
これでもゴミ箱は空になりませんでした。まぁでもセーフブートで起動するとキャッシュクリアや色々な修復になるからいいかな。セーフブートは「電源を入れ→起動音が鳴ったらすぐshiftキーを押す→Appleロゴが表示されたらshiftキーを離す→右上にセーフブートと表示される」
対処3でゴミ箱が空になったことで空き容量が増えた
データ整理とゴミ箱が無事に空になったことで、空き容量が増えました。よかった!まだまだフォントの整理もすれば増えるはず。フォントは膨大にあるので、、、また今度にしようと思います。